ライブレポート めんそ〜れ vol.8

              2002.8.17 高円寺ペンギンハウス

 前日はかなりの雨だったものの、当日は、晴れ、しかも暑すぎず、という絶交、いや、絶好のコンディション。今日も会場近くのカラオケボックスで練習したのでありますが、ボックスはとにかくよく響くので、逆に会場でのリハーサルの時に、声が出てないような気がしてりきんでしまいかねないのが注意すべき点かなと。

 でもってトップバッターは、セ三味ストリート。今年の4月に知り合いのライブを見に行った時に、対バンであった彼らの大道芸の王道を邁進するステージを目の当たりにして、対バンをお願いしたわけですが、その4月のステージからそんなに日がたっていないにもかかわらず、撥ネタのマイナーチェンジ(リカちゃん人形から仮面ライダーへ)を手始めとして、衣装替えやコサックダンスといった新ネタもあって、2度目でも十分楽しめたステージでありました。

 ちなみに前回のステージとは、メンバー(下記写真の右側の人)が異なっておりましたが、メンバーチェンジということではなく、3人体制で、その時々に出られる人が出るということのようです。

 その初めて見るピエール小野氏は、見ての通りなかなかのこわもてなのですが、しゃべりの時は、うってかわって愛嬌のある顔に、は、ならず、しゃべりの時もこわもてなのですが、笑いはしっかりとっていたのでありました。

 ちなみに、「次の曲が最後です」といった時のお客さんの残念そうな反応が、客席で見てるとよくわかりました。

 ビシッと決まった和風正装ながら、その下にはまた別の衣装がしこんであったセ三味ストリート

 続いては、ジョン(犬)さん。

 とある知り合いのHPを見ていた時に、ジョンさんと対バンになって非常に面白かったと書いてあったのを読んで、対バンをお願いした次第であり、恥ずかしながら、それまでは、ジョンさんの名前を存じ上げてはいませんでした。

 ちなみに、セ三味ストリートを知るきっかけになった知り合いの人と、ジョンさんを知るきっかけになった知り合いの人は同一人物でありまして、中ムラサトコーさんといいます。この場を借りて御礼申し上げます。

 ジョンさんのステージを見るのも2度目なのですが、一度目はそのあまりにインパクトのある着ぐるみと犬の気持ちをコミカルに歌うというコンセプトのずっぱまり具合に、圧倒されながら笑うだけという感じであったのですが、2度目ということでやや冷静(?)に見て感じたことは、着ぐるみとコンセプト以外の隠し味的な部分での深さということでありました。

 ジョンさんの歌ではまず歌詞の中で、単語と単語とが不定形俳句(?)とでもいうべき絶妙のつながり方をしているところへ、さらに、メロディーと不協和音と子供っぽい歌い方がそのつながりの絶妙具合をさらに増幅しているように思えたのであります。

 もちろんそれは、歌詞、メロディー、不協和音、歌い方といった各要素が才気によって統制されているからこそ可能なわけですが、凡百のアーチストが、いかに自分に才気があるかをアピールしようとして躍起になっているなかで、ジョンさんの場合は、才気は前提でしかなく、才気は駆使しながらも子供っぽい歌い方と着ぐるみによって、才気を才気と感じさせないという完全犯罪(?)を遂行することこそがその目指すところであるような気がしたのでありました。

11 最近軽井沢の別荘地帯に頻繁に出没するというツキノワグマが遂に高円寺にも!?と受け取る人は誰もいないかもしれませんが、感極まったお客さんがジョンさんに抱きついている所です。しかし見ようによっては、小兵力士にふところに入られて、寄り切られる寸前の巨漢外国人力士(武蔵丸?)といった感じも。(特に口のあき方とか)

 つづいては私の出番。

 前回のライブとは趣をかえ、弾き語り時代のベストと、将来をみすえた和洋ちゃんぽん打ち込み系を半々という構成にしました。過去の総括と未来の展望ということになりましょうか。

 全体的には、打ち込み系のものが、どうもカラオケがあるという安心感からか、ギターがかなりおろそかになっているきらいがあり、次回以降気をつけたいなと。

 ちょっと今回は、他の出演者のレポートで燃え尽きた(?)ところがなきにしもあらずということで、私の部分については、折をみて加筆、としたいと思います。

 ちなみに、私のこの日の衣装の背中に咲いてる浮世絵は、浮世絵鑑定人紀ノ川つかさ氏によって、「価値無し!」と判定されたことを申し伝えておきます。

「ふん、どうせオレなんて・・・」と、ライブ中であるにもかかわらず公然とふてくされる西岡高志?背中の派手な図柄がかえって侘しさをつのらせているような気がいたします。

 でもって、最後は流刑地。

 かれらのステージはもう5回位見ていると思うのですが、全員参加(10人)から、最小参加(5人)まで、見る度に違う編成で、ステージごとにかなり印象が異なるのでありますが、今回のが一番すっきりした感じがいたしました。

 去年の5月に最初に見た時は、ドラムとトランペットとアルトサックス不参加という状況のもと、パーカッション、アナログうにょうにょシンセ、大正琴、ヴィオラ、ピアノ、ベース、ボーカル&ギターという得体の知れない編成で、同じ道路の中を歩行者とリキシャー(人力車)と車と牛とバスとがどつきあいながらひしめきあっているインドのカルカッタのメインストリートを思い出させるようなカオスジャズ、といった感じでありました。

 が、その後、リーダー&ボーカル岡氏の英国プレミアリーグへの移籍(当初はレンタル移籍との話だったものの、完全移籍へ移行との噂も)以降は、メンバーの数(というかライブ参加人数?)がかなり減り、ライブによってはかなりスカスカな音であったりもしたのですが、今回のライブは、ベスト体重という感じで、曲の輪郭がはっきりと伝わりつつも厚みも感じられた音でありました。

 しかし、体重の上下動や音面の変遷はありながらも、どのライブからもある種の気持ちよさは感じられたわけで、そういう意味で、流刑地の流刑地たるゆえんは、歌詞がどうしたとか、音楽性やコンセプトがどうしたとかいうことよりも、そのたたずまいの中にこそあるのではないかという気がしたのでありました。

なんかレコードの裏ジャケみたいな

 最後になりましたが、当日ご来場いただいた方々、ご出演いただいた方々、ありがとうございました。

       楽器運搬&物販:大村浩一、レポート:西岡高志

                            入場者数 48名


 西岡高志ライブアンケート結果 回収数:

@演奏曲:気に入ったのがあったら数字に○をお願いします
1、この街: 2、ラストワルツ: 3、きみまちどんこらしょ: 4、 インディーズ商店街: 5、このまち:、6、桜三姉妹:、7、さくらさくら: 8、はじまりの歌:

A本日のライブに対する感想、罵倒その他何でもお願いします。

・おもしろい。歌がへた。日本風なのは非常によい。感動した。:まさごろ

・聴けるんだろうな、と思ったものが聴けた気がした。:@タカミジュン

・「このまち」っぽいのよいです。バンドでやっているところもぜひみたいですね。:おーい、お茶

・NHKのみんなのうた的ですね。今度のお笑いの見たいです。レコーディングがんばってくださいね。:Sさん

B本日のライブを何で知りましたか

 省略
  
C貴方が現在注目している表現者を教えて下さい。

エゴラッピン、友達の似顔絵画家じゅんじくん:まさごろ

Dylan GroupClusterRadiohead@タカミジュン

Godspeed you black emperor !:おーい、お茶

サイゲンジアキフミ:Sさん


D貴方の情報源を教えて下さい(テレビ、雑誌、店、HP、etc)

 省略

E貴方の近況、不満、野望、特技など、何でもけっこうですのでぶちまけて下さい。
・白いボロ小ドイツピアノを買った。ピアノの先生のつるっぱげおじいさんはエロかった。:まさごろ
・やることが決まらない。二郎がうまい。金がない。誤解。:@タカミジュン

・夏はあついですね。本気でつらいです。9/14どうなるでしょう。がんばります。:おーい、お茶

 回収したアンケートの中で、HPにアップしてもよい旨回答のあったもののみのせてあります。

 当日のライブを見られた方は、アンケートをメールもしくはファックスで送っていただければ、追加アップいたします。メールはmansee_jp@yahoo.co.jp まで、ファックスナンバーはアンケート用紙に書いてあります。

 ご回答いただいた方、協力ありがとうございました。

戻る