日本牛乳党宣言

 清涼飲料水はあなたの渇きをいやします
 清涼飲料水は時代の色に染まっています
 清涼飲料水はいつでもあなたの気分をリフレッシュします
  バンッ!(演壇を叩く)
 清涼飲料水では、喉の渇きはいやせても心の渇きはいやせません
 くりかえします
 清涼飲料水では、喉の渇きはいやせても心の渇きはいやせません
 牛乳は、
 牛乳は白く濁っています

 世の中はわからないことばかりであります
 一つわかったような気になっていると、すぐにまた別のわからないことがでてきます
 しかし、世の中は時間や情報が足りないからわからないのではありません
 時間や情報が十分あってもわからないものはわかりません
 くりかえします
 時間や情報が十分あってもわからないものはわかりません
 困った時の牛頼み 
 モー〜〜〜!

 平成12年9月3日、私はここ上野水上音楽堂において「世直しの風を牛小屋から」のスローガンのもと、日本牛乳党の設立を宣言するものであります!
 現在、この国は、素晴らしい私、何をしようが自由な私、誰が何と言おうが私、そんな私達のおしくらまんじゅうでにっちもさっちもいかなくなっております。
 言葉をかえるならば、今、この国にはミーイズムという名の妖怪がはびこっています
 しかし、そんな素晴らしく、可能性に満ちあふれたかけがえのない自由な私の現実における姿たるやどうでしょう、もてない、金ない、やる気ない、さえない、だらしない、言葉もないなどなど、自分で言っていて思わず目頭があつくなってしまいそうなほどです
 そしてそのあまりの落差に耐えきれなくなったものは、切れるわ、引きこもるわ、ストーカーになるわ、詩を朗読しちゃうわ、三宅島は噴火するわで、もう大変でございます
 しかしご安心下さい。
 ここで、ほんとに、もー、というわけで牛の出番であります
 すなわち日本牛乳党は、わたしが、わたしが、という自己中心的なミーイズムから、牛とよりそい、わからないことは牛に聞いてみるというモーイズムを提唱するものであります

 以下、モーイズムに基づく具体的な政策をご説明させていただきます。
 まず最初に、早急な対応が必要な社会の高齢化対策ですが、我が党は、人間の寿命を決めるのは、最先端医療技術を乱用した延命策ではなく、牛である、との立場から、60歳を越えた方に対して、以後誕生日を迎えるごとに、牛乳1リットルの一気飲みを義務づけるものといたします。

 つづいて、教育問題についてですが、時間の制約につき、以下省略させていただきます。

 以上、大胆不敵なまでに手短に申し上げてまいりましたが、さらに大胆にまとめるなら、我々が申し上げたいことは、牛小屋から世直しの風をおこし、困った時には牛に頼んで判断を仰ぎ、心の渇きには牛乳を、ということであり、それらを一言で言うなら、ミーイズムからモーイズムへ、それが日本牛乳党の願いなのです。

♪ だ〜か〜ら〜、
ゴーゴー!、たいようのした、うしのこえにみみをすまし、だから、モーモー!、あしなみそろえ、にほんぎゅうにゅうとう〜。ジャ、ジャ、ジャッ! ♪ 

 ありがとうございました。

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