めんそ〜れvol20 ライブレポート

        

                     05.11.26

               

 立石レノロココにて、めんそ〜れvol20。

 今日の出演者は、音楽性は全く異なっていながらも、貧血系(?)という共通点がみつかり、飛入りコーナーでは地元周辺の3組が出演し、たいへんに感慨深いライブとなったのであった。


 まずは、たなかりえ(ギター:片貝篤史)。

 11月ということで年末もさしせまり、一年をふりかえりはじめる季節でもあるわけだが、彼女は、今年、私を最も驚かせてくれた人である。

 最初は、以前参加していたグループの能天気なアイドルポップスという音楽性と現在の内省的な音楽とのギャップの大きさに驚いているのだと思っていたのであるが、何度もくりかえし音源を聴くうちに、そういうことではなく、現在やっている音楽の素晴らしさそのものに驚いていることに思い至った次第である。

 今日のライブでは、私が特に感銘をうけた2曲をやってくれなかったのが少々残念だったのであるが、その一方で、実物(?)が動いて歌っているところを見られただけで大満足であったりもするのである。

 あとは、正式な音源の制作をぜひやっていただきたいものである。 

 続いては、はらいそ

 当初は、全曲新曲で、という構想もあったのであるが、高木ブー萌え!は振り付けがまにあわず、中島田鶴雄師匠直系(?)のチューニングがらみのネタは、チューナーの調子がいまいちだったので、やめて、結局新曲は、2曲だけとなったのであるが、その2曲は、かなり、というか、はっきりと明暗が分かれたのであった。

 まず、三味線によるリフが中心である「お多福山」という曲は、間奏でのふりつけ(ちなみにフンをしたあとの犬の後ろ足の動きからインスパイア?されたのであるが・・・)がうけたこともあって、好評であったのであるが、私が新たな鉱脈を発見したかのような興奮をおぼえながら作った「八百屋でガッテン!」は、ラストナンバーのダイヤモンドヘッド伝説で、あいのてのハリホレホハホ、ラリハホ、ハリホを、大合唱してくれたレノロココのお客さんをも完全に硬直化させてしまったのである!

 客席を盛り上げるのは簡単ではないわけであるが、客席を硬直化させることも、それはそれである意味で難しいことなのではないか、と、そういう私に対して今何かつっこみを入れようとしているあなたには、わが国には、武士の情けという非常に美しい言葉があることを思い出して欲しいのである。 以上!

 そして、原果里

 ちなみに、彼女がリハーサルで1曲、歌い終えた時、その場に居合わせた人達から拍手が起きたのであった。私もかれこれライブ歴が10年近くになろうとしているわけであるが、リハーサルで拍手というのは初めての経験である。もちろんしめしあわせていたわけではない。その証拠に(?)、その前にやった私のリハーサルでは拍手は起きなかった。(自爆)

 それはさておき、彼女が歌声を発するや、たちまちのうちに、まわりの空間は彼女に支配され、客席は息をのんで、その歌声に聴き入るばかりとなるのである。

 ライブを見た者は、好き勝手にいろいろな基準でよかったとかわるかったとかいうわけであるが、ライブというのは、結局のところ、空間を支配できているかいなか、ということにつきるのではないだろうか。そして、空間を制圧することは、その空間が広くなればなるほど、さらに困難さを増すわけであるが、彼女の空間支配力にはまだまだ余裕がありそうなので、ぜひ一度、ホールクラスでライブを見てみたいと思うのである。

 


 というわけで、出演者の皆さん、会場のレノロココさん、来ていただいたお客様方、どうもありがとうございました!

            レポート:マルコス西岡(はらいそ)

            写  真:堀切音吉 

            フライヤー


 なお、ださいおさむ氏が、さらに詳細なライブレポートを書いて下さいました。

http://hanimaru.jugem.cc/?eid=843

http://hanimaru.jugem.cc/?eid=851

http://hanimaru.jugem.cc/?eid=852

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